深谷Biiki 第6号
69/74

6929 西運寺 30 杉田因幡の墓深谷上杉氏八代上杉憲盛の要請で、天正元年(1573)現在地に移りました。杉田因幡は戦国時代の武将で、深谷城主上杉氏憲の重臣。墓は深谷市指定文化財。37 渋沢栄一銅像深谷駅を降りると、青淵(せいえん)広場で郷土の偉人渋沢栄一がお出迎えしています。38 渋沢栄一 からくり時計定刻になると渋沢栄一が現れ、時刻を知らせるしかけになっています。39 下台池公園上唐沢川の右岸にある池とその周囲が公園化され、市民のくつろぎの場所です。40 瀧宮神社深谷上杉氏が深谷城を築いた際に、城の西南に位置する瀧宮神社を坤門(裏鬼門)の守護神として崇敬するとともに、歴代の城主も信仰し続けていた神社です。 41 八坂神社深谷上杉氏によって深谷城内に勧請された「天王社」が、昭和27年(1952)現在地に移されました。 42 春山長吉翁遺徳碑春山長吉は明治時代に深谷までの鉄道開通に貢献した人。碑は渋沢栄一の揮毫。43 上唐沢川の桜並木春には瀧宮神社に通じる朱色の太鼓橋から望む桜並木に多くの観光客が訪れます。46 正覚寺47 生沢クノの墓生沢クノは元治元年(1864)蘭医生沢良安の三女として深谷宿で生まれ、荻野吟子に続く日本女医第2号として、生涯、埼玉県近隣各地で草の根医療に尽力した人です。44 小林商店赤レンガ倉庫(大正元年築)と木造3階建の洋館(昭和2年築)がレトロな雰囲気。45 深谷れんがホール昭和8年(1933)に深谷信用組合倉庫の解体レンガを再利用して建てられた倉庫で、1階はレンタルスペースとして貸し出されています。48 深谷ベース展示会、会議、イベント、食事会など多目的に利用できるおしゃれな公共施設です。49 飯島邸(本陣跡)深谷宿の本陣職を宝暦2年(1752)から明治3年(1870)まで務めた家で、幕末には皇女和宮様が中山道を下り江戸を目指したときにお休みされた本陣として有名です。50 福島邸(赤レンガ倉庫)赤レンガ倉庫は、大正10年頃に建造された、こんにゃく原料倉庫兼製造工場跡です。51 七ツ梅酒造跡52 深谷シネマ江戸時代から300年以上続いた田中藤左衛門商店の酒蔵跡で、「七ツ梅」は酒の銘柄。敷地内に映画館「深谷シネマ」や古本屋「円の庭」などがあるカルチャースポット。53 大円寺「水かけ地蔵」として知られるお寺で、地蔵通りの赤レンガの塀は明治33年のもの。54 坂本邸市内でも最大級の町屋建築。一階、二階共に窓に格子を据えている粋な佇まいです。55 滝澤酒造の 赤レンガ煙突滝澤酒造は江戸時代からの蔵元で、赤レンガの煙突は、昭和6年(1931)の深谷地震(西埼玉地震)にも耐え、戦時中の空襲で機銃掃射を受けた跡が残っています。56 呑龍院 (どんりゅういん)真っ赤な鐘楼が人目を引きます。境内には子育て地蔵があります。57 常夜灯(西)この場所が深谷宿の西のはずれにあたります。天保11年(1840)に富士講の人たちによって建てられた、高さ約4mもある中山道でも最大級のもの。深谷市指定文化財。31 釜屋金物店遠くから見ると漆喰の目地が引き立つ瓦の大屋根が見事です。明治15年(1882)築。32 藤橋藤三郎商店の 赤レンガ煙突江戸時代からの老舗酒屋で、赤レンガ煙突は埼玉県の「景観重要建造物」指定。33 近彦旅館跡江戸時代を代表する俳諧師小林一茶が定宿としていた旅籠があった場所です。34 ふっかちゃん横丁9軒のお店が軒を連ねている、別名「深谷宿屋台村」。平成25年オープン。36 深谷駅深谷産の赤レンガを使った東京駅駅舎を模して建てられた橋上駅。日本の駅百選。35 春山邸風情のある日本家屋で、庭には松尾芭蕉と大田蜀山人の碑があります。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です